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液体ミルクとは?特徴や使用方法・注意点を徹底調査!
2019年春に、ついに日本でも液体ミルクの販売が解禁されました。
粉ミルクよりも利便性が高いことから注目を集めている液体ミルクですが、実際に使用したことがある人はまだまだ少ないとか...。
そこで今回は「液体ミルクってどんなもの?」「どうやって使うの?」と疑問をお持ちの方のために、液体ミルクの特徴や使用方法、注意点について詳しく解説します。
●液体ミルクの発祥地は?

日本ではまだ馴染みの薄い液体ミルクですが、海外では40年以上前から一般的に使用されています。
世界で初めて液体ミルクを販売したのは、フィンランドでした。
1970年代に販売が始まってからはその利便性が高く評価され、今や液体ミルクの販売量が人工乳の約9割を占めているといいます。
その後多くの国で普及が進み、スウェーデンやスペインを始めとする欧州では、清涼飲料水やミネラルウォーターと同等の価格帯で販売されているそうです。
スーパーマーケットやドラッグストア、ネット通販でも購入可能なため、粉ミルクと並び母乳の代替品として幅広く認知されています。
海外ではそれほどまでに生活に根付いている液体ミルクですが、なぜ日本では販売されていなかったのでしょうか。
●日本で販売されていなかった理由

日本で液体ミルクが販売されるようになったのは、2019年春のこと。
1970年代から販売されていた海外と比べると、大幅な遅れをとっての販売開始となりました。
日本での販売が遅れたのは、国内では液体ミルクに関する基準や法律が定められていなかったからです。
2018年8月に厚生労働省が規格基準を改正したことにより、消費者庁が特別用途食品表示の基準を施行。
それによって、粉ミルク同様に認可された液体ミルクの販売が可能になったのです。
●液体ミルクが注目を集めたきっかけ

母乳の代替品が粉ミルク一択だった日本で、液体ミルクが注目を集めるきっかけになったのは、2016年4月に起きた熊本地震のときでした。
フィンランドからの支援物資の中に、液体ミルクがあったのです。
断水や停電が続く中で、お湯が不要の液体ミルクは、授乳中の母子の心強い味方となりました。
これを機に「日本でも販売してほしい!」との声が増え、国産液体ミルクの製造・販売が進んだのです。
●液体ミルクの特徴や使用方法とは?

液体ミルクの最大の特徴は、調乳不要であげられること。
調乳済みのミルクがスチール缶や紙パック入りで販売されているので、そのまま哺乳瓶に移し替えて授乳できます。
常温保存が可能なため、持ち運びにも便利。
粉ミルクのように熱湯や湯冷ましを持ち歩く必要がなく、哺乳瓶さえあればいつでもどこでも授乳可能です。
誰でも手軽に授乳できるので、調乳経験の浅いパパが授乳する際や、祖父母に預けるときにも重宝するでしょう。
●液体ミルクを使用するときの注意点

調乳要らずで手軽に授乳できる液体ミルクですが、使用する際の注意点もあります。
液体ミルクが普及している海外では、開封後冷蔵保存が可能な商品も販売されているようですが、現在国内で販売されているものは飲み切り商品のみ。
一度開封したら使い切る必要があります。
栄養豊富なミルクは、一度空気に触れると雑菌が繁殖しやすく劣化しやすいのです。
飲み残しをあげてしまうと、赤ちゃんの健康を害する可能性もあります。
開封したものはすぐに使い切り、飲み切らなかったミルクは必ず破棄しましょう。
●液体ミルクはLoiposボトルウォーマーで加温可能!

普段は人肌の母乳や粉ミルクを飲んでいる赤ちゃんは、常温の液体ミルクを飲んでくれないこともあります。
そんなときは、Loiposボトルウォーマーで加温するのがおすすめです。
Loiposボトルウォーマーは、電源不要で液体ミルクを缶ごと加温できるので、日常使いから災害時まで幅広く活用できます。
日常に取り入れることで、育児の負担を大幅に軽減できますよ!
●まとめ
液体ミルクの特徴や使用方法・注意点をご紹介しました。
調乳の手間がかかる粉ミルクとは違い利便性の高い液体ミルクは、日常から災害時までさまざまなシーンで活用できます。
液体ミルクとLoiposボトルウォーマーで、育児の負担軽減を図ってみてはいかがでしょうか。